過去の薔薇も内気な性格な百合を守るような性格であった。
また、百合の世界を移動することが出来る能力があり、それを百合にいつか話そうと思っていた。
ある日の休み、百合が暗い顔をして薔薇の家に訪れる。
理由を聞いた結果「実は学校でいじめられてる。母や父にも先生にも言ったけど、母と父も先生もイジメじゃないっていう。もうよくわからない。絵も破られた。とても悲しい」と百合が青い瞳を濁らせ言った。
許せなくなり、自殺寸前の百合を守ろうとした薔薇は百合と同じクラスに転入。(この頃薔薇は「百合と同じクラスにしないと先生殺すよ?」と脅していた。)
百合を守りながら生活し始めるが、薔薇もいじめの対象になってしまう。
いじめのリーダーの名前は「
スミレ」。
だが薔薇は「いじめなんて弱い奴の塊」と思っていたため全く恐怖心は無く、いじめに耐えながら学校へ通う。(ほぼ「くだらねー」と思って過ごしていた。)
ある日、百合は突然精神病院に隔離されてしまう。
薔薇は百合を助ける一心で試行錯誤し薔薇は
Mira・Apocalypseの世界へ向かう。
そこで薔薇はルラキとマルチェロに出会い、様々な魔法を修得する。(ルラキ曰く、いとも簡単に上級魔法を覚えたそうだ。)
そして薔薇は元の世界に戻り、マルチェロから貰った魔術本で勉強し、クラスメイトの様子を監視しながら何事もなかったかのように登校する。
そしてある日マルチェロから突然テレパシーが来る。マルチェロは「百合ちゃんが危ない」と薔薇に告げる。
薔薇は居ても立ってもいられなくなり、精神病院に行って百合を助ける事を決意。
マルチェロも百合を助けるつもりで薔薇の前に現れる。そしてマルチェロと薔薇で百合の前に現れ、百合を「神隠し」した。