舞台は月の地下都市・エレメントルナ。
そこで「人類最強のメイド長」「人類最強の執事」を目指す大学に通う百合谷紫陽花(ゆりたにあじさい)は"両親に違和感を持つ事"が当たり前のようにあった。
同じく「人類最強の執事」を目指すクラスメイトのエンド・ノーザンクロスに愛のあるウザ絡みをされてしまう。
そのエンドに「両親に違和感を持っている」と相談され、紫陽花は「両親に違和感を持つ人」と意識してしまうようになる。
その時期と同時に、「異世界へ行っていた」紫陽花の幼馴染の3人、望亜(みあ)、訓彦(くにひこ)、永久(とわ)がボロボロになりながらも異世界から戻ってくる。
なかでも一番の仲良しであった訓彦は、望亜によって異世界で殺されていた事を知り、紫陽花は望亜に殺意を抱くようになる。
今を生きるエンドに恋をするか、過去に恋をした訓彦にまた恋をするか、悩んだり悩まなかったり、実の両親の話だったり、何気ない日常だったり、ときには市街の魔物とバトルしたり…
その花は誰のために咲き誰のために有るのか
これは"自分自身"と戦う物語。
登場人物
2018年4月〜